私たちは福音について何を信じているのか

 

「福音」とは?

簡単に言うと、「福音」はイエス・キリストの罪のない人生と、彼の死、葬り、そして復活を通して、私たちが当然受けるべき裁きから救われるための神の「救いのご計画」のことです。神様の救いの賜物は、罪を悔い改めて、信仰をもってイエス様を信じるすべての人に惜しみなく与えられるものです。

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福音をはっきり理解するためにもっと詳しく見ましょう。

神様

聖書、そして福音のメッセージは、神様がすべてをお造りになったことから始まります。(創世記1:1)

神様は天地創造だけではなく、人間をもお造りになりました。神はすべての創造者だからこそ、人間を含めてすべてのものの主、支配者です。(創世記1:26-27)

神様はアダムとエバを目的をもってお造りになりました。この地上に住むすべての人をお造りになったのも同じ目的です。それは、神に従い、信頼することによって、神様を崇め、喜ばせることです。人間が神様を信頼し、神に服従することによって、神様の愛と御恵みと善良とを十分に楽しむことができたのです。(創世記2:15-17)

人間の反逆

しかしながら、人間は神様の義なる支配に不満を示し、高慢にもそれを拒絶してしまいました。そして、神様の支配から離れてて生きたいと思い、善悪を自分勝手に決めたくなりました。こうして、人間は神の愛と善良をも否定することになってしまいました。(創世記3:1-7)

その最初の罪から、すべての人間は生まれつき自ら神の支配を拒んで、神から離れてしまいました。これによって、人間は神の裁きと怒りを受けることになるのです。(ヨハネ3:36;ローマ5:12, 3:23, 3:19)

神様の裁きから救われるために私たちができることは何一つありません。私たちの罪のゆえの代価はあまりにも大き過ぎて、そして神の聖さはあまりにもすごいので、今の罪にある状態では、神の御前に立つことができないのです。

イエス様の犠牲

神様は本当にこの世を愛されたので、人間を贖うためにご自分のかけがえがない御子イエス様をお遣(つか)わしになりました。イエスは完全に神であられたのに、彼はご自身を低くして、完全に人間になられました。彼は完全に神に従い、完璧な(罪ない)人生を送り、私たちの罪の代価を完全に支払うためにご自身をささげて、十字架上で死んで下さいました。イエス様は三日目に復活されたことによって、死に勝ったことを私たちに示し、信じる人は誰にでも贈り物として神との和解と罪の赦しをお与えになります。

人間の反応

私たちが救いの贈り物を受け取るために、イエス様は「悔い改めて福音を信じなさい。」と命じておられます。マルコ 1:15)「悔い改める」ということは、ただ自分の罪の欲のための生き方を方向転換し、イエスに向けて生きることです。 「信じる」ということは、神様の御前で私たちを義人とし、私たちを救うためにイエス様がして下さったことを心の底から完全に信じることです。神様が私たちを救うことを決められるのは、神様の御恵みだけによるものです。私たちが救いを受(う)ける価値(かち)があるからではありません。これはすべて神の私たちに対する一方的な愛の贈り物です。しかし、主に対する信仰によって、これが私たちに与えられます。

*まだイエス様を救い主として信じていらっしゃらなければ、これは何よりも最も大切なことです。ですから、悔い改めてイエス様を信じたいならば、是非、教会の者に相談してください。喜んでこのことについて話します。

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